金利〜手数料までの違いをみてみる


フラット35を考えている方は、一度は【優良住宅】へ審査してみようかと思ったことがあるのではないでしょうか。
優良住宅は金利・手数料が業界最安値として有名ですよね。
今回、2020年9月時点での、優良住宅とイオン銀行のフラット35の支払いシミュレーションをしてみました。
新築物件で「住宅性能評価有」「21年以上のローン」「9割以下の借入」のシミュレーションです。総支払いはいくら違うのかみていきましょう!
長期固定金利
優良住宅が勝ちです。
《9割超》
優良住宅 1.58%(団信つき)
イオン銀行 1.78%(団信つき)
《9割未満》
優良住宅 1.32%(団信つき)
イオン銀行 1.52%(団信つき)
※優良住宅の場合、3大疾病付は+0.24%
※イオン銀行の場合、融資手数料55,000円のBタイプでの金利を表記。
3大疾病付は+0.24%、8疾病保障付は+0.3%、ガン保障特約付は+0.1%、ワイド団信付は+0.3%金利が高くなります。




長期固定金利の融資手数料
優良住宅が勝ちです。
《9割超》
優良住宅 融資金額の1.32%
イオン銀行 融資金額の1.52%
《9割未満》
優良住宅 融資金額の1.25%
イオン銀行 融資金額の1.45%
フラットS・金利Bプランの金利優遇
住宅性能評価のある物件を購入する際は以下の金利優遇がされます。当初5年もしくは当初10年タイプに分かれます。
どちらも同じ金利優遇ですね。
優良住宅 ▲0.25%
イオン銀行 ▲0.25%


フラット35の繰り上げ返済の手数料
どちらも繰上げ返済手数料は無料です。振り込み手数料は負担です。
優良住宅 なし※条件付き
イオン銀行 なし※条件付き
※優良住宅の場合(フラット35)は100万以上
※イオン銀行の場合(フラット35)は100万以上
※My Note(一部繰上返済)に登録している場合は10万以上
変動金利プラスワン・イオンプラスの金利
優良住宅が勝ちです。
優良住宅 2.725%◎
イオン銀行 2.975%
変動金利プラスワン・イオンプラスの融資手数料
融資金額490万までだとしたら、優良住宅が勝ちです。
優良住宅 30,000円◎
イオン銀行 融資金額の1.1%(最低55000円)


変動金利プラスワン・イオンプラスの繰り上げ返済の手数料
優良住宅は勝ちです。振り込み手数料は負担です。
優良住宅 なし※条件付き
イオン銀行 1,100円※条件付き
※優良住宅の場合(プラスワン)は10万以上
※イオン銀行の場合(イオンプラス)は一部繰上返済の場合は30万以上で1,100円、全額繰上返済の場合は残元金に対し1.10%もしくは1,100円のいずれか低い金額
優良住宅とイオン銀行で比較した場合、圧倒的に優良住宅が安いと感じました。
融資を受ける際は融資手数料の他に「融資取次手数料」「振り込み手数料」「確定日付手数料」等、融資にかかる手数料の種類の多さに驚きます。
不動産販売会社が提携していない金融機関に、自分自身で直接手続きする場合はかからないものもあるようです。
提携している金融機関だからと言って審査が通りやすくなるということは信じがたいので、これから35年もの年月お世話になる金融会社になるので、時間をかけて、しっかりと理解をしてから契約するようにしましょう!!
固定金利と変動金利の組み合わせが最強!!

フラット35とプラスワン(イオンプラス)の組み合わせが良いと担当から聞きました。なぜ組み合わせた方のが総支払額が安く済むのでしょうか。
4399万の新築マンションを購入する場合のシミュレーション


イオンのフラット35で頭金なしの35年フルローンで計算していきます。審査の結果金利が思ったり高くなっており、このようになりました。
3959万→フラット35S当初10年金利1.26% (1.51%)
440万→フラット35Sプラス金利2.175%
当初5年間 月々131,591円(ボーナス払いなし)
6年目以降 月々135,742円(ボーナス払いなし)
+修繕積立金・管理費等 月々21,905円
↓ ↓ ↓ ↓
毎月の支払いは153,496円です。
ちなみに契約時、金消会、引き渡し前までの諸費用は合計1,852,070円です。
金利って契約時に確定されるの?
優良住宅もイオン銀行も融資金利は申込み時点ではなく、融資実行時点の金利が適用されます。
よって引き渡し時期に、金利が上がってしまう可能性も下がる可能性もあるので、理解しなければなりません。
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