百貨店の外商カードが年間購入額の最低ラインに届かない!!割引・ポイント還元率が変わったらどうする?
百貨店・デパートの外商カードは優待割引やポイント還元率が普通のカードよりアップされていたりします。
その他にも駐車場無料サービスや専用ラウンジが無料で使えるサービスがありますのでとても魅力的なカードとなっています。
しかし、外商カードをもっていても「買い物するものがない」とか「サービスを使わない」など人によってさまざまです。
特に外商カードを発行した初年度は、とある百貨店では「年会費無料特典」がついていたり、とある百貨店では「優待割引やポイント還元率が最大特典」から始まったりしますので初年度はそれなりに使う人も多いです。
関連記事:百貨店・デパートの外商顧客になるには?条件や入り方は?外商で実際に受けているサービスや特典をブログで紹介!
2年目から年間購入金額により優待変更の可能性
百貨店・デパートの外商カードは1度発行できたらずっと同じ優待やサービスがある百貨店もあるそうですが、多くの百貨店では「外商ランク」が振り分けられると思ったほうがよいでしょう。
前年のお買い物購入金額により「優待割引やポイント還元率」が変更されたり、「駐車場無料サービス時間」が変更される場合があります。
特にここ数年で始めて外商カードをもった人は「昔のような外商のイメージとは変わっている」と思ったほうがよいです。
関連記事:【外商カード】百貨店のお得意様カードは年間いくら購入しないといけないの??
購入金額が足りず優待が改悪されたらカードを解約する?
筆者は他の記事でも紹介していますが「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」を使っています。
なので、まずは「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」の内容だと年間お買い物購入額でどのように優待が変更されるのかまとめていきます。
年間購入金額 | 優待割引 | 駐車場サービス時間 |
100万円(税込)以上 | 10%0FF | 3時間 |
70万円(税込)以上 | 10%0FF | 2時間 |
30万円(税込)以上70万円(税込)未満 | 8%OFF | 1時間 |
30万円(税込)未満 | 5%OFF | なし |
※駐車場無料サービス時間は店舗により異なる場合がありますのでご注意ください。
上記のように「前年の購入金額」により優待が変更されます。
しかし、外商カードは優待が変更されても解約する必要なないと思っています。←私の持論です。
大丸松坂屋お得意様ゴールドカードでシミュレーション
毎年33万円(税込)しかお買い物していない場合は【30万円(税込)以上70万円(税込)未満】の優待が適用されます。この条件で「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」と「大丸松坂屋カード」のシミュレーションをしていきます。
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 大丸松坂屋カード | |
年会費 | 11,000円(税込) | 2,200円(税込) |
店舗の優待 | 8%OFF | 本体価格100円(税抜)につき5ポイント |
商品の価格 | 約358,700円(税込) | 330,000円(税込) |
割引額 | 約28,700円ほど割引 | なし |
大丸松坂屋ポイント | なし | 半年で15万円と仮定して7,500ポイント。7,500ポイントのボーナスポイントは50%ですので半年で11,250ポイントとなり、1年の獲得ポイントは22,500ポイント。 |
QIRAポイント | 3,300ポイント | 1,650ポイント |
駐車場無料サービス | 1時間 | なし |
専用ラウンジサービス | あり | なし |
外商イベント | 招待あり | 招待なし |
セール品・食料品・レストラン | 1%OFF | 本体価格100円(税抜)につき1ポイント |
上記のシミュレーションでは「セール品・食料品・レストラン」と「ポイントアップ」のお買い物は入っていません。
毎年33万円(税込)のお買い物をするときのコスト!
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 大丸松坂屋カード | |
支払い | 年会費11,000円(税込)・商品の価格358,700円(税込) | 年会費2,200円(税込)・商品の価格330,000円(税込) |
ポイント獲得 | QIRAポイント3,300ポイント | 大丸松坂屋ポイント22,500ポイント・QIRAポイント1,650ポイント |
支払合計 | 341,000円 | 332,200円 |
ポイント合計 | 3,300ポイント | 24,150ポイント |
購入した商品価格 | 約358,700円(税込) | 330,000円(税込) |
大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは年間で「341,000円」の支払い金額となりますが、約358,700円(税込)の商品が購入できることになります。
一方で、大丸松坂屋カード年間で「332,200円」の支払い金額となり、330,000円(税込)の商品が購入できることになります。
ポイントは大丸松坂屋お得意様ゴールドカードが「QIRAポイント3,300ポイント」のみに対して大丸松坂屋カードは大丸松坂屋ポイント22,500ポイント・QIRAポイント1,650ポイントですので合計で24,150ポイントの獲得となります。
結局のところ、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの優待が8%割引に下がってしまったとしても大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは使い続けたほうが良いです。
大丸・松坂屋の店舗で買い物をするのであれば大丸松坂屋お得意様ゴールドカードを解約したとしても「大丸松坂屋カード」はもっておきたいカードです。
それを考えますと、まだ大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの方がよいと思います。
まとめ!
今回は大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの内容でシミュレーションしましたが、外商カードは持っていれば優待が少し下がってしまったとしても使い勝手は良いと感じることはできると思います。
ただし、生活習慣が変わり百貨店が生活圏外になってしまい足を運ぶことがなくなってしまった場合には優待が改悪されたタイミングを見計らってカードを解約しても良いと考えます。
関連記事:外商=お金持ち?百貨店のお得意様であって必ずしもお金持ちではないと思うよ・・・!?
百貨店・デパートの外商カードも昔と違って入会しやすくなっていますので、使わないのであれば解約または他の百貨店に切り替えるなどしてご自身の日常生活にあったカードを選んでいくべきだと思います♪
では♪
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